SAW 4

有終の美
この胸騒ぎには、覚えがある。

有終の美って言葉が、日本にはございまして。

最後を立派に仕上げる。そして全体を美しく締めくくることを良しとするってなやつです。
SAW（１） が世間に衝撃を与えて、3年。なんと、４が出るっていうじゃああーりませんか（←古っ）
わたくしも３年前にこの映画みて、唸った一人な訳でして。
以来、2,3と拝見致しました。

でも

でも、あれに似てる。









ドラゴンボールが、ドラゴンボールGTになっていく過程



初期のドラゴンボール（以下DB）のコミカルな部分に共感していたひとにとって、後半のDBはもはや自分のしっているDBとは違うと感じたことでしょう。

SAWで私が好きだった、知的なゲームとか、生と死の間で揺れる人間心理から、主体がグロテスクに移ってしまっているようで。

それはエッセンスでいいのに。

スーパーサイヤ人はいらないのに。
せめて一人でいいのに。

そんな気持ちになるわけでございます。

だけど、きっとワタクシ見てしまうと思います。SAW4